90代女性「下の総入れ歯を見た目がもっときれいで、痛くないものに」

2024年6月3日 10:56 pm

下の総入れ歯を作り替えて、見た目と装着時の痛みを改善させた症例

ご相談内容

おじい様の代から通院されている患者様より、「下の総入れ歯を見た目がもっときれいで、装着しても歯ぐきが痛くないものにしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

患者様は約1年前に下の前歯を抜歯すると同時にあらかじめ作っておいた入れ歯を装着する「抜歯即時義歯」を行っていました。奥歯はもともと欠損していたため、下の歯は1本もない状態です。

抜歯後に入れ歯を作り始める方法の場合、完成するまでは歯がない状態が長期間続きますが、抜歯即時義歯の方法であれば抜歯と同時に入れ歯を装着することができ、その日のうちに歯並びを回復できるメリットがあります。
一方で、抜歯後の傷が治ってから型取りを行い入れ歯を作製する方法と比べ、見た目の美しさや歯ぐきへのフィット感が劣ります。

患者様の即時義歯は噛み合わせの位置といった機能面に問題はなかったものの、審美性と入れ歯を装着する際の痛みを改善するためには入れ歯を作り直す必要があると診断しました。

行ったご提案・治療内容

診断内容を丁寧に説明したうえで、自然な美しさがあり、歯ぐきの痛みが少なく済むよう内面をシリコンで覆った自費の総入れ歯の作製を提案し、同意いただきました。

まず、口腔内スキャナーで下あごの歯ぐきの形を3Dデータ化してから、それをもとに新しい入れ歯を作製しました。
また、噛み合わせの位置はこれまで使用していた入れ歯の噛み合わせを参考に調整しています。

後日、完成した入れ歯を実際に試着いただき、見た目や装着感に問題がないことを確認してから治療を終了しました。

治療期間の目安

治療回数の目安

3回(1回目は治療相談)

治療費総額の目安

150,000円

術後の経過・現在のご様子

入れ歯はお口にしっかりフィットし、美しい仕上がりになりました。
患者様からは「見た目がきれいになったことはもちろん、内面がシリコンで覆われているため、痛みもなくしっかり噛めるようになってうれしい」と大変お喜びいただきました。
定期検診でお越しの際には「よく噛めて調子がいい」とのお言葉もいただいています。

現在は定期的に通院いただき、経過を観察しています。

この治療のリスクについて

・着脱式のため、食後の清掃が必要です
・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります
・慣れるまでは、入れ歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります

BEFORE

AFTER

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