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詰め物・被せ物治療

当院の詰め物・被せ物治療

当院の詰め物・被せ物治療詰め物・被せ物の治療は、作製して終わりではありません。お口に入れた後の調整をはじめ、他の歯や顎の位置、お口全体のバランス、力のかかり方、さらには患者様の日常生活習慣を含めた総合的な判断が欠かせません。当院では、患者様がご自身のお口の状態をしっかりと理解できるよう、治療内容や日常生活での注意点について丁寧にご説明しております。
たとえ見た目が美しい詰め物や被せ物を作製しても、かみ合わせがずれてしまえば、正しく噛めない、話しにくいなどのトラブルが発生する可能性があります。当院では、患者様のお顔立ちと調和する美しい口元を実現しながら、快適に食事や会話を楽しんでいただける機能を兼ね備えた治療をご提案しております。

メタルフリーのセラミック治療

天然歯に限りなく近い審美性を再現できる

当院で使用するセラミックの詰め物・被せ物は、白さだけでなく、透明感や艶などの面でも天然歯に限りなく近い仕上がりを実現します。たとえば、神経を除去して変色した歯や、ホワイトニングで理想の白さが得られなかった場合でも、セラミックを用いた治療で理想的な白さを取り戻すことができます。

二次カリエスが起こりにくい

セラミックは、長期間使用しても金属のように変形しないため、隙間や段差が生じにくく、二次むし歯のリスクが低いのが特徴です。むし歯治療を繰り返すたびに歯の寿命は短くなりますが、セラミック治療なら削った歯を長く残すことが期待できます。

白さが長持ちする

保険診療で使用されるプラスチックやハイブリッドセラミックは、比較的早く変色が進むため、作り替えが必要になるケースがあります。一方、セラミックは5~10年にわたり白さを維持できるため、長期間、美しい口元を保つことが可能です。(※個人差があります。)

金属アレルギーのリスクがない

セラミック治療は、金属を一切使用しないため、金属アレルギーのリスクがありません。金属アレルギーをお持ちの方や、アレルギーが心配な方でも、安心して治療を受けていただけます。

歯ぐきの黒ずみの心配がない

口腔内で金属が溶け出すことによる歯ぐきの黒ずみは、多くの患者様が気にされる悩みの一つです。セラミック治療では金属を使用しないため、歯ぐきの黒ずみを防ぎ、健康的で自然な口元を維持することができます。

短期間セラミック治療を実現するセレックの活用

短期間セラミック治療を実現するセレックの活用セレックとは、歯のデジタルデータを基に、コンピューター制御で詰め物や被せ物を作製する最新システムです。当院ではこのシステムを導入し、従来技工士に依頼していた技工物を院内で制作しています。この革新的な技術により、治療期間の短縮、コスト削減、そして患者様の負担軽減を実現しました。また、口腔内スキャナー「プライムスキャン」を用いた型取りにより、従来の不快感を伴う型取り作業が不要となり、快適な治療をご提供できます。

セレック治療のメリット

最短1日・短時間の治療

セレックの最大の魅力は、最短1日で白くて美しい歯を手に入れられる点です。お忙しい方でも短期間で治療を終了できるため、仕事や家事などの負担を軽減しながら通院いただけます。
(1日の場合、使用できる素材に制限があります。一度ご相談ください。)

低価格なのに高品質

セレックは歯科技工所への外注を省き、院内での設計・製作を完結させるため、従来の方法よりも費用を抑えることが可能です。その上、仕上がりの品質は非常に高く、白く美しい歯を手に入れることができます。

不快な歯型取りの必要がない

歯型取りが苦手な方でも安心して治療を受けられるのがセレックの特徴です。3D光学カメラでお口の中をスキャンするだけで歯型取りが終了するため、従来の型取り時に感じる「えずき」や不快感がありません。

規格生産された高品質なセラミックブロックを使用

セレックでは、定められた規格に沿って作成される高品質なセラミックブロックを使用します。このセラミックは天然歯に近い強度を持ち、自然な見た目と快適な噛み心地を実現します。

変色・汚れの付着が少ない

セラミックは、変色や着色汚れ(ステイン)が非常に少ないのが特徴です。適切なメインテナンスを続ければ、長期間にわたり美しい歯を保つことができます。

二次カリエスのリスクが少ない

保険治療で使用される銀歯などの金属は、時間が経つと歯と補綴物の間に隙間ができ、二次むし歯のリスクが高まります。一方、セレックのセラミックは歯としっかり接着する性質があり、特殊な固定方法で隙間を作りにくくするため、むし歯の再発を抑えることができます。

生体親和性に優れた安心の材料

セレックで使用するセラミックは金属を一切含まないため、金属アレルギーのリスクがありません。保険治療で使用される金銀パラジウム合金やアマルガムなどの金属材料とは異なり、生体親和性に優れ、安全で長期間使用いただける素材です。

セレック治療のデメリット

強い衝撃を受けると破損する恐れがある

セラミックは非常に硬くて丈夫な素材ですが、強い衝撃を受けると破損してしまう可能性があります。ただし、当院ではセレックを導入しており、患者様のデータを保存しています。万が一破損した場合でも、迅速に修復を行うことが可能です。

患者様によっては適応とならない場合も

セレックは多くの患者様に対応可能な治療法ですが、すべてのケースに適応するわけではありません。特にブリッジのような複雑な補綴物には適さない場合があります。そのため、患者様のお口の状態を詳しく診断し、適切な治療法をご提案いたします。

色調の調整が必要になる場合がある

セレック治療で使用するセラミックブロックは高品質ですが、患者様の歯の色調との調和が難しい場合、色調の微調整が必要となることがあります。この場合、1日で治療を完了するのが難しい場合もございますので、事前にしっかりとご説明いたします。

セラミックの種類

オールセラミック

オールセラミックは、セラミック素材のみで作られた補綴物で、天然歯の色調や透明感に非常に近い仕上がりを実現します。また、変色しにくく、長期間にわたり美しい状態を保つことが可能です。ただし、強い圧力には弱いため、食いしばりやかみ合わせが強い方にはあまり向きません。前歯など審美性が求められる部分に特に適しています。

ジルコニア

ジルコニアジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれるほどの高い強度と耐久性を持つ素材です。オールセラミックと比べると透明感は劣りますが、奥歯などの強い力がかかる部分に適しています。また、自然歯を傷つけにくい特徴があり、咀嚼の際にも安心して使用できます。

適合性の高い詰め物・被せ物治療

詰め物や被せ物の治療において重要なのが、「マージン」と呼ばれる歯と補綴物(詰め物・被せ物)の境目の部分です。このマージンが正確でないと、わずかな隙間からむし歯が再発したり、汚れが溜まって歯周病を引き起こしたりする原因となります。当院では、拡大鏡(ルーペ)を使用し、肉眼では見逃してしまう微細な段差もしっかりと確認しながら精密なマージン形成を行っています。これにより、再治療のリスクや歯肉退縮による見た目の悪化を抑え、長期間にわたり健康な口腔環境を維持することが可能です。

白く美しい詰め物・被せ物をセットした後も定期健診へ

白く美しい詰め物・被せ物をセットした後も定期健診へセラミックは、歯との接着性が非常に高く、隙間ができにくいため、むし歯の再発(二次カリエス)リスクが低い優れた素材です。また、セラミック自体は水分や細菌を吸収しにくいため、清潔さを保ちやすい特性があります。しかし、どれだけ優れた素材であっても、口腔全体を守るためにはセルフケアとプロフェッショナルケアが欠かせません。セラミック治療後も健康な口腔環境を維持するために、ぜひ当院の定期健診をご利用ください。プロフェッショナルによるクリーニングやチェックを通じて、長く美しく健康な歯を保てるよう、サポートいたします。