お口の健康と栄養の関係について

2021年9月15日 5:18 pm

こんにちは、管理栄養士の七星🌼です。

 

最近暑くなったり寒くなったり気温の変化が激しいですが、皆さん体調を崩されないよう気をつけましょう🌞!

 

さて、今回は「お口の健康と栄養の関係」についてお話しさせていただきます。

陸上の哺乳動物の多くは、歯を失った時が寿命と言われています。

人間も歯を失うと食事が偏り、栄養バランスが乱れ、体に悪影響を及ぼします。

つまり、歯は全身の健康の原点といっても過言ではないのです。

 

人は、噛めるか噛めないかによって、自然と食べやすい食材を選び、調理法を変えています。国の統計によれば、歯が少なくなるほど、野菜類や肉・魚介類を食べる頻度が少なくなり、逆に穀類が多くなることが明らかになっています。

 

そして柔らかい食べ物ばかり食べるようになると、、、

→血液中のビタミン類や、カルシウムなどの無機塩類の濃度が低くなったという報告があります。

体の調子を整えるビタミン類は、抗酸化ビタミンとして炎症やガンの発生を抑制する働きがあるため、血液中にビタミン・ミネラルの少ない人は、重度の歯周病にかかりやすくなります。

→一度歯を失い始めると、歯周病の進行によって次々と歯を失う悪循環に陥りやすくなります。

歯の喪失は、そのまま全身に影響を及ぼし、病気の発生や生活の質の低下を招く恐れがあります。

 

いくつになっても食べ物がしっかり噛めるよう、歯医者さんで定期健診を受けましょう!

 

 

 

 

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