歯ぎしり

2017年6月24日 11:27 am

こんにちは、神部歯科医院受付の市野です🐻

みなさんは歯ぎしりがどれほど歯に悪い影響を及ぼすかご存知ですか?
今回は、歯ぎしりの原因や対処法をご紹介していこうと思います。

一般的に歯ぎしりと言えば、夜寝ているときにギリギリと歯をこすり合わせて音が出る状態を思い浮かべますが
音が出ない歯ぎしりや昼間起きてる間自分では知らないうちに歯ぎしりをしているということもあるのです。

まずは、歯ぎしりの種類についてです。

・グラインティング

下顎を動かし、上顎の歯と下顎の歯をこすり合わせることでギリギリと音を出します。
歯ぎしりをしている方の多くが、このグラインティングという歯ぎしりです。

・タッピング

下顎を上下に小刻みに動かして、上の歯と下の歯をカチカチという音を出します。
このタイプの歯ぎしりをしている方はそう多くはありません。

クレンチング

下顎は動かさずに、ギューっと噛みしめることを言います。
音が出ないので周りの方は気づきません。朝起きた時に顎の痛みによって気付くことがあります。

 

歯ぎしりの原因

・心理的ストレス
・疲労
・アルコール(過剰な摂取)
・噛み合わせ
・集中している時

・噛む練習(幼児期)
子どもが夜中にギリギリと歯ぎしりをしていると驚いてしまう親御さんが多いと思いますが
子どもの、10%〜20%が歯ぎしりをするといわれています。
はっきりとした理由は分かっていませんが、生えてきた歯で噛む練習を行ったり
子どもの歯をすり減らせて後から生えてきた永久歯とのバランスを取ったりしていると考えられています。
ほとんどの場合が、成長と共に歯ぎしりをしなくなるので、心配はいりません。

歯ぎしりをしているのは良くない、頭痛や肩こりなど身体の不調にもつながっているとは思っていても
簡単にはやめられないものです。

そこで最後に、歯ぎしりの対処法についてです。


・歯科医院でマウスピース(ナイトガード)を作成する

歯科医院での一般的な治療法としてマウスピースを装着し就寝してもらいます。
ホームホワイトニングのようにマウスピースを上下に装着しないので、違和感のようなものは特に感じません。
当院でもマウスピースの作成は行っています。

料金は、5,000円〜と少し値段は張りますが、歯ぎしりを少なくし、歯を守り顎への負担を軽減していきます。
 

・噛む回数を増やす

ガムなどを噛むと歯ぎしりと同じようにストレスを解消する効果があります。
ストレスや疲れが溜まっているときは、ガムを噛んだり、食事に噛む回数を増やしたりしましょう。

・ストレスや疲れを溜めない

ストレスは最大の原因です。とは、言っても全くストレスがなく、疲れがない生活を送るのは難しいですが
自分なりのストレス解消法を見つけ、睡眠もしっかりととりましょう。
(ちなみにわたしのストレス解消法は、おいしい物を食べることと、おいしいお酒をお飲むことです♡)

最後に、歯ぎしりによって歯や顎に悪いだけでなく、肩こりや頭痛の原因となり
また口元にしわができ顔が老けて見えることもあります。
歯ぎしりに気がついたら、原因や対処法を確認していただき、顎関節症に引き起こしていないか、歯が削られた状態になっていないか
よく注視をして、なるべく早く対処していきましょう。

今月のアクアリウムは、スターウォーズです☺️隠れミッキーもいるので是非探してみて下さいね☺️

 

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