お休みとカリソルブ
こんにちは、神部歯科医院受付の市野です🐻
久しぶりのブログになってしまいました…朝と夜はもうすっかり寒くなりましたが体調は崩していないですか?
先日、お休みの日に石垣島に遊びに行ってきました♡
石垣出身の方と行ったので、定番のスポットから現地の人しか知らないところにも☺️💫
沖縄料理がだいすきなのですべてが大大大満足でした。そしてもうすでに石垣ロスです。ドラえもんがほしいです。
さて今回は当医院で導入した「カリソルブ」についてです。
カリソルブとは、削らずに虫歯を治せるため、初めて聞く方には画期的な治療法に感じると思いますが
どんな治療法にも必ず問題点はあります。今回はカリソルブの安全性、問題点を説明します。
⑴カリソルブの安全性について
ドリルで削るはずの病巣部をお薬で溶かすのですが、カリソルブの成分は3種類のアミノ酸と次亜塩素酸ナトリウムで
構成されてるので、取り扱いを誤らなければ安全です。
また虫歯に感染した部分のみに作用するように作られているので健康な歯にダメージを与える恐れもないです。
カリソルブは2007年に厚生労働省から認可を受けた治療法なので、安全性は国が保証してると言えます。
⑵適用できる虫歯が限られる
歯を削る際、痛みがないカリソルブですが、どの虫歯でも適用できる治療法ではありません。
虫歯が神経まで達している場合には、カリソルブは適用が出来ません。
⑶虫歯の状態によってはドリルで削ることもある
カリソルブのメリットに、ドリルを使わずに虫歯を治せるというのがありますが
虫歯の状態によってはドリルで削らなきゃいけないケースもあります。
例えば、虫歯によって穴が空いていてカリソルブを作用させにくい状態であればドリルで病巣部を開くことがあります。
通常の治療ほどドリルでは削りませんが、痛みや不快感を覚える可能性はあると思います。
⑷保険が適用されない
カリソルブは保険が適用しないため、自費診療になります。
ですので、治療費を安く抑えたいという人にとっては、保険が適されないのは大きな問題点となります。
☆まとめ
どんな治療法にも、メリット、デメリットが存在します。
自分にあった治療法を見つけていくことがとても大切だと思います。
分からないことは分からないままにせずに是非質問して下さい。