11月のブラックボードと歯磨きの力加減について
こんにちは。 神部歯科医院の歯科衛生士の舩山です。😀
11月も半ばになり、今年もあと一ヶ月半ほどになってしまいましたね😵
時が経つのは本当に早いです・・・
さて、今月のブラックボードは紅葉のイラストと歯磨きについて書きました。
皆さんは歯を磨く時に、力加減を意識していますか?
力を入れて磨いた方がプラークがよく落ちる(もしくは優しく磨くとプラークが取れない)と思っていませんか?
実際は強く押し当てたり磨く力が強いと、歯ブラシの毛先が倒れてしまい毛先が磨きたい所に当たらなくなってしまうため、プラークがうまく落ちません。
また強く磨き過ぎてしまうことで歯の表面が削れてしまったり歯ぐきが下がってしまうと、知覚過敏が起きてしまったり、歯の根の部分が露出することにより虫歯になりやすくなってしまいます。
プラークを落とすために最適な歯ブラシ圧は200gとされています。(おそらくイメージされているよりもはるかに軽い力です)
これは歯ブラシが歯に軽く当たる強さです。歯ブラシの毛先が倒れないくらいの強さで毛先を当て、歯ブラシを小さく動かします。
難しい方はやわらかめの歯ブラシの使用をおすすめしています。
この『力のコントロール』は難しく、歯ブラシを歯に当てる力が適切な強さよりも強い方が圧倒的に多いです。
しっかり汚れを取る為には、ゴシゴシ磨かないと・・と思っていたり、歯科で『歯磨きをもう少し頑張りましょう』と言われ、『一生懸命磨かないと!』と思えば思うほど歯ブラシをゴシゴシと歯にこすりつけてしまいがちだからです。
ですが、歯磨きで一番大切なのは『毛先が磨きたい所に〝毛先が倒れていない状態で〟まっすぐに当たっていること』です!!
これからの歯磨きで、ぜひこの事を頭に入れて磨いてみて下さいね😌
来院されている方は、わからない事がありましたら歯ブラシ持ってきて頂き、お気軽にお尋ね下さい😊
それでは短いですが今回はこのへんで。
また次回お会いしましょう★☆