3月のブラックボードと歯垢(プラーク)
こんにちは。 神部歯科医院の歯科衛生士の舩山です。😊
だんだん暖かい日が増えてきて、いよいよ本格的に春が近づいてきた感じですね🌸🌸
春のポカポカした陽気が好きなので、楽しみです!
去年受けたアレルギー検査で、今まで特に症状が出てなかったスギも出ていたので『花粉』が少し恐いですが😷
花粉症の方は花粉と戦う時期になってきますが、できるだけ抑えて春を楽しく過ごしましょう🌸✨
さて、今月のブラックボードは3月らしい『ひなまつり』のイラストとプラーク(歯垢)について書きました。
プラークと『食べかす』の違いがよくわからない…という方もいらっしゃると思いますが、プラークはお口の中の細菌の塊です。
白または黄白色なので目で見てもわかりにくいですが、舌で触るとザラザラ(またはヌルヌル)とした感触があります。
プラークは粘着性が強く歯の表面にしっかりと付着するため、うがいでは取れません。
プラークの中には細菌が約600種類存在しており、プラーク1mgあたりに約1~2億個の細菌が存在しているといわれています。
歯の表面に唾液の中の糖タンパク(ペリクル)が付着し、そこに細菌が付着して定着・増殖することでプラークが形成され、成長します。
時間が経過するほど、口の中でトラブルを起こす細菌が増えます。
プラークは虫歯や歯周病などのお口のトラブルの原因になるため、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なクリーニングでしっかりと取り除くことが大切です☝️
1.セルフケア
・時間をかけて丁寧に歯を磨きましょう。
・フロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使用し、歯と歯の間のプラークをしっかり落としましょう。
2.プロケア
歯石や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の中などセルフケアで落とせない汚れは、歯科医院でクリーニングを受けて落としましょう。
毎日きちんとお手入れしていても、必ず『取りきれないプラーク』は溜まっていきます。
定期的に歯科医院に行き、チェックを受けましょう!☝️
それでは、今回はこのへんで。
また次回お会いしましょう❀❀