早産や低体重児出産のリスクが通常の7倍位になると言う検査結果がでています。
この数値はタバコやアルコールによるリスクよりも高い数値です。
妊娠中はつわりによってお口の中が酸性状態になってむし歯が出来やすく、
女性ホルモンの増加によって歯肉に炎症が起こりやすく、歯周病も進行しやすくなります。
妊娠後や産後からでは無く、妊娠される前から大切なお子様のためにもお口のチェックをお勧めします。
日本では歯科嫌いの方が多いですが、共通して言える事は治療したりして痛い経験をしているからです。
定期検診をして、健康なお口をしている方は歯科に対する苦手意識はありません。
理想は普段から定期的に検診を受ける事ですが、妊娠を予定している段階での受診をお勧めします。
妊娠後にトラブルが現れた場合は、安定期とされる妊娠中期(4~7ヶ月)であれば通常の歯科治療への問題はありません。
緊急性が無く、炎症などもあまり無い外科処置は基本的には行いませんが、産後までに強い炎症や痛みが予想される場合は、
胎児やお母様の状態を考えた上で行う事もあります。
抜歯に関しましても、産後まで応急処置で痛みや炎症が治まるのであれば行いませんが、どうしても抜歯が必要な場合は安定期に行います。
地球上で1年間生活しているだけで浴びる自然放射線量は世界平均2.4msv、日本平均は1.5msvです。
歯科での全体を写すレントゲンで0.03msv、部分的なレントゲンで0.01msvです。日本⇄ニューヨークの往復で0.2msvです。
デジタルX線装置は従来のX線装置よりもさらに被爆量も少なく、防護服も着用するので身体への影響はあまり心配はありません。
無意味に撮影を行うのは良くないですが、必要な場合はご相談した上で撮影をおすすめします。
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