乳歯の虫歯予防法

2017年3月21日 12:31 pm

こんにちは、神部歯科医院受付の市野です🐻


今回は乳歯の虫歯予防についてお話ししたいと思います。

まず初めに乳歯の虫歯予防はご家族の虫歯予防から始まります。
子どものお口の中はとてもキレイで、虫歯菌はいません。虫歯菌は唾液を介して子どものお口に感染します。
乳歯の虫歯が進行するとしっかり噛むことが出来ずに、顎の発育や発音、永久歯の歯列形成などにも影響がでてきます。

かわいい自分の我が子にそんな思いをさせたくない、お母様、お父様のために乳歯の虫歯予防法をいくつかご紹介します。

✓ フッ素
フッ素という言葉はよく耳にされると思いますが、どんな効果があるのかご存知でしょうか。
フッ素は、歯の質を強化し、虫歯の原因になる酸に対する抵抗力を高める効果があります。
当院でも検診にお越しいただいたお子さん(中学生までのお子さん)にフッ素を塗布無料でさせていただいています。

✓ シーラント
シーラントは奥歯の溝を薄いプラスチックで塞ぐ虫歯予防法です。乳臼歯の噛み合わせの溝が深い場合、歯ブラシの毛先が届きません。
この奥歯の溝の部分をシーラントで塞ぐことで虫歯予防が出来ます。

✓ フロス
乳歯で一番虫歯になりやすいのは奥歯の歯と歯の間です。ここはフロスでなければ磨くことが出来ません。
糸のタイプと持ち手があるタイプ、2種類あるので不器用な方にもオススメです。

✓ 歯磨き
やはり虫歯予防にとって一番重要なのは歯磨きです。
食べたあとにお口がさっぱりすることが習慣になるように毎食後歯を磨くようにしましょう。
難しい場合にはお口をゆすぐだけでもしてみましょう。

乳歯の虫歯の特徴として、虫歯の進行が早く、歯と歯の間で虫歯が大きくなり、広い範囲にうつりやすいです。
歯と歯の間の虫歯は歯を磨いていても気付かない場合もありますので、日頃歯医者さんでの検診も重要だと思います。

いかがだったでしょうか☺️☺️

フッ素入りの歯磨き粉(ペースト)やフロスは薬局などでも購入することが出来ますので
ご自宅でも虫歯予防が出来ます、是非挑戦してみて下さい。
(もちろん当院でも販売しております、どれを使えばいいのか分からないという方はお気軽にご相談ください)